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No.102 『 ASIAMIX イヤーブック 2014 - 2015 』
2015/01

皆様、明けましておめでとう御座います!
ASIAMIX株式会社、代表の東海林(しょうじ)です!

2007年にスタートしたこの月間コラムも、8回目の正月を迎えることとなりました。そして、弊社の昨年と今年の活動をご報告する「イヤーブック」も5年目を迎えました。毎年ながら、時の流れは早いものです。昨年は弊社の第51期にあたり、小生と致しましては弊社代表に就任してから10期目の年となりました。よく「会社を潰す3代目」と言われますが、よく10年間会社を潰さずに頑張ってこれたなと正直ホッとしているのと同時に、これから更に厳しさを増す国内情勢や世界のトップ1%のグローバル企業に富が集まる世界情勢を見て、今後の会社運営も本当に気を緩めずに臨まなかれば時代に淘汰されてしまうなと身の引き締まる思いで毎日を過ごしております。ということで、今回のイヤーブックでは、弊社の過去10年間の活動も含めて、皆様にご紹介したいと思います。

では早速、弊社のコアをなす印刷ビジネスから。

@印材ビジネス
小生が代表に就任した2005年、弊社は東京に本社を、そして埼玉に工場を持つオフセット印刷の資材メーカー商社で、関東の印刷会社様には直販、全国の印刷会社様には代理店様を通して販売するスタイルを取っておりました。しかし、年々印刷資材の価格競争が厳しくなり、商品のマージンもどんどん厳しくなっていく状況を見て、「全国に支店を持ち、エンドユーザー様への直販を増やす時代が来た」と判断して、大阪、名古屋、福岡、金沢に支店を設立して、全国展開をスタート致しました。また、10年前は海外約30カ国のメーカーと取引をする商社スタイルでしたが、その後、海外メーカーの倒産や吸収合併が増え、長年一番の取引先であったイギリスのメーカーが倒産してしまう事態も経験した為、「このまま海外製品だけに頼っていては駄目だ」と判断して、2009年に研究開発部を設立して、自社製品の開発をスタートさせました。この6年で発売をした自社製品は12種類、細かな番手も含めると36種類に渡り、その中でもメインとなる湿し水、「ロハス1」は全国の印刷会社様にご使用して頂ける製品へと成長し、毎年のように自社製品比率が上がっております。また、弊社の営業スタッフにはオペレーター出身者を集め、「印刷機を回せるスタッフが印刷資材を売る」という営業技術部を創り上げ、競合他社との差別化にも務めて参りました。2013年には営業スタッフ10人が国家試験である印刷一級に挑戦し、見事全員が合格するという嬉しいニュースもあり、現在では11人の営業スタッフ全員が印刷一級を持つ体制となっております。海外市場では、2007年にはアジア展開を開始し、先ずは中国の大連に子会社を設立し、2009年に上海支社、2010年に韓国支社、2011年には香港にグループヘッドコーダーを設立して、アジアでの販売活動も開始しております。小生は2011年に経理の渡辺と共に拠点を東京から香港に移し、香港からグループ全体を運営するというスタイルに移行しております。

昨年の印刷ビジネスは営業スタッフの頑張りが実り、年間予算も無事に突破し、厳しい市場の中、健闘できた1年となりました。5年間活動を行った韓国支社は、なかなか黒字化させることが出来ませんでしたので、昨年の夏に閉鎖をする判断を取りました。その代わりに、中国や香港では大幅な売上げ増が実現し、日本、中国、香港の全グループでしっかりと黒字を出せた1年となりました。

今年の印刷ビジネスは引き続き、弊社営業部の頑張りと全国の代理店様のお力をお借りして、より多くの印刷会社様に弊社製品を使って頂けるよう活動する1年となります。新製品と致しましては、今月から新たにアメリカのAir Motion Systems社のLED-UV装置の日本代理店となり、世界No.1シェアのパナソニック社に継ぐ実績を持つ、AMS社のLED-UV装置の販売を開始致します。また、新しいロハスカタログの製作も進めており、年内中には皆様に配布したいと考えております。

Aコーヒービジネス
10年前に代表に就任した時には、印刷以外のビジネスをスタートするとは考えてもいなかったのですが、自分の肌感覚では日本の印刷業界は毎年5%位づつ縮小しており、今の市場規模を1として、毎年0.95を掛け続けると、10年後には市場規模は6割になり、20年後は3割になってしまうことに気付かされ、2年前の創業50周年を機に、印刷以外の新ビジネスを立ち上げようと、この数年間、試行錯誤を続けて参りました。小生は大学時代をアメリカで過ごし、丁度アメリカに住んでいた1988年〜1995年にスターバックスが凄い勢いで全米に店舗を増やしていったことを間近で見ていたり、コーヒー、カフェ文化、建築・インテリアデザインが大好きで、社会人になってからの20年間、毎日国内外のカフェでコーヒーを飲んできておりますので、コーヒー全般に対する目利きは容易いということから、弊社のメーカーであり貿易商社であるノウハウを利用して、コーヒービジネスに参入する決断を致しました。先ずは個人的にハワイのコナにコーヒー農園を購入し、コーヒーの生産と物流を学び、国内外の生豆業者との取引を開始し、シアトルの世界最高峰のエスプレッソマシン「スレイヤー」の日本と香港(現在ではマカオも)の総代理店契約を結び、日本製焙煎機「トルネードキング」の輸出元となり、アメリカ製コーヒー器具「ケメックス」の日本以外のアジアの代理店、日本製コーヒー器具「カリタ」の香港の代理店となり、コーヒービジネスをスタート致しました。2013年の2月に香港で「Arabica Coffee Roaster & Farm」というコーヒーロースターをオープンさせ、昨年は香港で2店舗目、9月に京都にフラッグシップストアとなる「アラビカ京都」をオープン致しました。この「アラビカ」というブランドを創る際に考えていたことですが、今まで社会人になって20年間、海外の製品を輸入販売する商社ビジネスを行ってきた訳ですが、小生も40代半ばとなり、「いつかはSONYやTOYOTAの様に、日本ブランドで世界に勝負をかけたい」という想いがあり、アラビカではこれにチャレンジしてやろうと、スローガンを「See The World Through Coffee」とし、京都のフラッグシップストアを拠点に、世界にフランチャイズ展開を目指そうとスタートさせました。その想いが伝わったのか、京都店をオープンした翌月には、中東のクウェートの会社が熱心に「中東でアラビカをやらせて欲しい」と言ってきて下さり、実際に会ってみると、とても信頼の置ける会社でしたので、京都とクウェートで交渉を重ね、12月に晴れてフランチャイズ契約を締結致しました。現在その他の国からもフランチャイズの依頼が舞い込んでおりますので、1つ1つ丁寧に対応して行きたいと思います。今年のコーヒービジネスは1月に香港の中心地に3店舗目をオープン。そして3月にクウェート店がオープンする予定です。香港で4店舗目の話も舞い込んでいる状態で、コーヒー豆の取扱量も劇的に上がることが予測されますので、今からしっかりと準備をしていきたいと思います。

Bドメインビジネス
昨年のイヤーブックでもご紹介した、弊社のもう1つの新ビジネスであるドメインビジネスも、1歩1歩前進している最中です。現在は今年の春の販売開始に向けて、弊社が保有する.fanと.fansという2つのドメインを世界に向けてどう売って行くかの準備を行っております。英語圏の国では、.fanよりも.fansの方が好まれるということで、例えばNYヤンキースにyankees.fansというドメイン名を使ってもらい、.fanの方は、ヤンキースのファンに対して、私の名前でしたら、shoji@yankees.fanというeメールを月額幾らかで購入してもらう代わりに、ヤンキースの試合の優先購入権を与えられないか?などのビジネスモデルを創り上げている最中で、アメリカのグーグルの本社にこのeメールサービスでコラボが出来ないか?とプレゼンに行ったり、アメリカ、イギリス、オーストラリア、イタリア、日本などのスポーツチームや芸能事務所やレコードレーベルに使用をしてくれないか?と営業をかけている段階にあります。ドメインビジネスのスタッフは日本人、イタリア人、ロシア人、イギリス人、アメリカ人、オーストラリア人と国際チームを組んでおり、毎週グーグル+のビデオ会議でミーティングを重ねて運営をしております。小生の時間の配分と致しましては、印刷ビジネスは優秀な3人の取締役に可能な限り任せて、コーヒーとドメインという新しいビジネスにより多くの時間を費やして、印刷・コーヒー・ドメインという3つのビジネスで100周年を目指せる会社を創り上げていきたいと思います。

しかしながら、弊社の基本の基本は印刷ビジネスにあり、今年も全国の印刷会社様、代理店様に喜ばれる商品とサービスを追求していく所存で御座います。引き続き、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します!

最後になりますが、昨年スタッフの投票により、年間MVPに選ばれた、営業技術部の吉岡、そして今年から課長職に昇格した購買部の吉田と総務部の森田。また、昨年から今年にかけて入社した新入社員をご紹介致します。

皆様、今年もイヤーブックをお読みになって頂き、有難うございました!

 

 
筆者: