ロハスプリント見聞録は、『 見聞を広め、人生の目標を設定し、ワークライフバランスを整え、1度きりの人生を謳歌しよう 』という弊社の企業文化を育む為のプロジェクトです。


年に数回、見聞ツアーを企画し、そこで見て、聞いて、感じたことを、体験したスタッフがレポート致します!




2012/12/13

『 韓国見聞録! 』

〜 止まらないチャレンジでアジアをつなぐカケハシへ 〜

「 ロハスプリント見聞録 」第5回目は、ソウル支社の私、カルビーがお送りします!

2012年9月に日本からソウル支社「アジアミックス・コリア」に転勤になり3カ月が経ちました。毎日インターネットを屈指して、日本、香港のスタッフと連携を取りながら韓国市場で活動をしております。今回は、そんな韓国出身の自分が、母国韓国についてご紹介します!

 


飛行機なら東京からソウルまで3時間かかりません。


日本では一般的に韓国と呼ばれていますが、正式名称は『大韓民国』です。

国土面積は約10万平方キロメートルで、日本(38万平方キロメートル)と比べて約4分の1の大きさしかなく、韓国の新幹線(KTX)を使えば2時間45分でソウルから釜山まで縦断可能です。

人口は2012年6月時点で5000万人を突破しました。



ハングル文字を作った世宗大王の銅像。
高さ6.2m、幅4.3m、重量20トン、巨大です!


韓国は大統領制を採用していて、国民が直接選挙によって国の代表を選ぶことができます。選挙権は日本の20歳からに対して、韓国は19歳からです。

日本でも良く知られていますが、韓国の成人男性には約2年間の兵役が課せられていて、人気芸能人が入隊する際はニュースになったりもします。自分も22歳から24歳までの2年間兵役につき、第8機械歩兵師団21連隊戦闘支援中隊に所属していました。




山の向こう側が近くて遠い国、北朝鮮です。


1953年に休戦した朝鮮戦争以来、朝鮮半島は韓国と北朝鮮に分断され、現在も緊張状態が続いています。

2000年には南北首脳会談が実現し、韓国の金大中大統領と北朝鮮の金正日総書記が平壌で会談し、統一ムードが一気に高まりましたが、その後、北朝鮮が核実験を強行するなどして、2国間の緊張が再び高まっています。


韓国の経済発展の象徴、ソウルのオフィスビル群です。


韓国経済は1997年のアジア通貨危機で大きなダメージを受けて多くの企業が倒産し、高い失業率が深刻な問題になりましたが、IMFの支援を受けて立ち直り、現在は電子機器、通信機器、自動車などで世界的なシェアを獲得出来るまで元気になっています。

特にサムスングループ(三星財閥)は、韓国のGDP(国内総生産)の18%、輸出の21%を占めるほどの巨大な企業に成長しました。



江南(カンナム)地区。日本の表参道みたいなところです。


韓国の首都はソウル特別市(通称ソウル)で、韓国の人口の約半数がソウルを含む首都圏に集中しています。

自分は東京に5年程住んでいましたが、ソウルの中心街は東京と比べても見劣りはせず、高層ビルが建ち並び、ビジネスマンや若者が溢れかえっています。


南大門市場。上野のアメ横のように
平日でも多くの人たちで賑わっています。


ソウルで現地の人の生活を見るには、市場に行くのが一番いいと思います。

南大門市場がその代表的な場所です。初めて行くと、東京のアメ横と変わらないと感じるでしょうが、韓国ならではの品物が多くあり、ソウルの下町の活気を感じられる場所です。



韓国民族衣装を着た花婿花嫁です。


こちらは、韓国の友人の結婚式の写真です。韓国の結婚式は伝統が重んじられ、一生で一度の大行事という認識が一般的で、日本のような地味婚はほとんどありません。

自分も今年日本人の彼女と入籍はしたものの、まだ結婚式は挙げていませんので、親友に先を越されてしまいました。来年には自分もこんな素敵な結婚式を挙げたいと思います。


この建物の6Fに弊社があります!


今年弊社が立ち上げた「アジアミックス・コリア」のオフィスは、ソウルを横切る漢江(ハンガン)の南側、南西部の九老区 (クロ)という地域にあります。九老はソウル市の代表的な工業都市で韓国輸出産業公団や機械工業団地があり、首都圏の京仁工業団地の核心的な都市です。



講演の結果投票で2位を獲得しました!


先日、韓国の小森コーポレーションの代理店が主催した印刷機長向けのセミナーに、弊社取締役の府中部長が講師として招かれました。 印刷機メンテナンスから、印刷に関わるノウハウについて講演し、好評を頂きました。

自分は府中部長の通訳を勤めました。このようなプレゼンの通訳を経験するのは2回目でしたが、チャレンジを重ねるごとにより手応えが感じられ良い経験になりました。


工業団地と思えない程きれいな街並みです。


韓国の印刷市場は、韓国の統計庁が発表した2010年度の統計資料によると、社員が1人以上の印刷及び関連会社は約 16,000社、10人以上は1342社で、従事者数は1人以上が約6万8500人、10人以上は約3万人、生産額は 3,100億円(約4兆4528億ウォン)で、印刷会社の90%が首都圏に密集しています。

漢江(ハンガン)を渡って北側にはソウル市内の印刷街、ソウルの北にある出版都市「坡州(パジュ)」あります。


池もあって自然豊かな工業団地です。


「坡州市(パジュ)」は1989年度に坡州出版文化情報産業団地建設推進委員会の設立を皮切りに、1997年に国家産業団地に指定、1998年度に団地造成起工式を上げて2002年度の上半期から印刷・出版会社の入団が始まりました。現在は出版・印刷・出版流通関連企業が280社ほどが拠点を構えています。



狭い路地を紙を積んだフォークリフトが、所狭しと走り回っていました。印刷街ならではの光景です。


ソウル市内の印刷街は坡州とは違い長い歴史があります。小規模な印刷会社が数多く集まっていたり、マンション型の工場には印刷会社が数社入っている場合もあります。

この印刷街は忠武路(チュンムロ)という地域にありますが、忠武路は1960〜1970年代には映画製作所と映画館が数多くあり、映画の街として知られていました。

1980年代以降は映画製作所が江南(カンナム)に移動してしまい、印刷街として発展し現在に至ります。


少し歩くだけで歴史の長い印刷の街という感じがします。


印刷会社のお客さんに訪問をしますと「ベタ」「トンボ」「アミ」「ヤレ」などの日本語の印刷用語をよく耳にして驚きました。
ただ発音が日本語でも英語でもなく、若干ぎこちない感じがしました。

気になってそのことについて調べたところ、韓国で使われている印刷用語のほとんどは植民地時代から使われていて、英語を日本語で発音した言葉が多いそうです。

印刷用語の純化作業(ハングル化)も進められてはいますが、日本と同じ用語を使っていれば意思の疎通が取りやすいので、自分は印刷業界での交流面という意味ではこのままでも良いのではと思います。


いつか妻を助手席に乗せてドライブしたいです。


自分は日本では車を運転していませんでしたので、現在の営業は電車移動ですが、これからより広いエリアを営業して回れるように、現在自動車学校に通っています。

30歳を越えて免許を取ることになるとは想像もしていませんでしたが、これも新たなチャレンジとして楽しんでいます。

自分は高校生の頃に日本の音楽(J-POP)や文化に興味を持ち、大学で日本学を専攻しました。大学在学中に2年1ヶ月の兵役を果たし、2005年にワーキングホリデービザで日本へ渡りました。この頃の自分は勉強した日本語がどれだけ通じるかチャレンジしたくて、いつもワクワクしていたの覚えています。その後、ビザが切れて一旦韓国に戻り、大学に復学&卒業し、2007年に日本の企業に就職が決まり、再び来日を果たしました。

その後、ロハスプリント株式会社へ転職。そして現在、韓国に戻り韓国支社の起ち上げという新しいチャレンジをスタートしています。学生時代に「韓日を繋ぐ架け橋のような存在になろう!」と漠然とした夢を持っていましたが、まさにその夢の第一歩を切れたと思っています。

勉強も経験もまだまだ足りていませんが、来日した時のチャレンジ精神を忘れずに、今後も精一杯会社の為に、韓国と日本の両国の為に、活動をして行きたいと思います!

 


徐雲豪

 

『 ヨーロッパ見聞録! 』

2012/07/02

「ロハスプリント見聞録」第4回目はヨーロッパへ出張した営業部のセンチョーがお届けいたします!


今回は4年に1度、ドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大の印刷展示会Drupa2012の視察に絡めヨーロッパ見聞の旅に出ました。参加スタッフは、社長のkenken、取締役営業技術部長のダンク、中国支社営業部長のらーさん、そして、金沢支社長である私、センチョーの4人です。

 


フランクフルトまで約11時間のフライト。


この出張では14日間かけてイタリア、スイス、ドイツ、フランスの4ヶ国を回りました。

まずは成田空港を出発、フランクフルト(ドイツ)経由でイタリアのヴェネツィアへ移動です。



ヨーロッパだけで約2,500km移動します。
ちなみに東京から大阪まで約550kmです。


ヴェネツィアの後は、スイスのルッツェルン、ドイツのデュッセルドルフ、フランスのベルサイユとパリを巡り、日本に帰ります。



成田空港の出発ロビーにて(筆者)


2週間の旅の始まりです。実り多き旅になりますように・・・。



フライト中はほとんど映画を観て過ごしました。


貧乏性の私は「映画が無料で鑑賞出来るなら観なきゃ損!」とばかりに12時間のフライトで5本の映画を観ました。



待ち合わせ時間までカフェで休憩です。


合計13時間30分のフライトを終え無事ヴェネツィア空港に到着!
ここで北京から飛んだらーさんと30分後に待ち合わせをしました。



イタリアではカフェ
=エスプレッソなのです。


カフェで私はエスプレッソを注文しました。kenkenはカフェラテのつもりで「ラテ」と注文したら牛乳だけが出てきて、一同爆笑しました。

これを見て外国へ来たのだなと実感しました。



ボートがタクシーとは不思議な世界です。


らーさんと無事に落ち合い、タクシーボート(15ユーロ)を使って空港からヴェネツィア本島へ移動しました。タクシーボート乗り場は空港のすぐ脇にありました。



左から、らーさん、kenken、ダンクさん。


ヴェネツィア到着を前に、興奮を隠し切れない3人。



重いスーツケースを転がしながら夜の石畳を移動。
そろそろ疲れもピークに。


ヴェネツィア本島に着いた時は辺りはすっかり暗くなっていました。家を出てからすでに24時間以上経っています。



カラフルなイスがお洒落。


ヴェネツィアの宿泊場所は、インターネットで手配した、スイス人の建築家のアトリエです。屋根裏部屋をとてもセンスよくリフォームしており、とても良い空間になってます。値段も部屋単位のチャージで、4人が一緒に泊まれて、とてもリーズナブルでした!


ロハスの海外出張では、常に現地の人にガイドを頼み、より中身の濃い見聞を目指しています。今回ヴェネツィアでは、パドヴァ在住の料理研究家で、ロハスが電子出版した「白浜レシピ」の筆者である、白浜亜紀さんにガイドを頼みました。

下は「白浜レシピ」の専用ホームページと、白浜さんのブログ「パドヴァのとっておき。」です。是非ご覧になって下さい!


正面がサン・マルコ寺院と
高さ約100メートルの鐘楼



翌日、午前に白浜さんと落ち合い、先ずはヴェネツィアの中心地であるサン・マルコ広場へ。見るものすべてが異国情緒たっぷりで、イタリアにやって来たんだ!と実感しました。



雰囲気も価格も最高でした。


まずはサン・マルコ広場で有名なカフェ・フローリアンでコーヒーを飲むことにしました。 このカフェはイタリアで現存する最古のカフェとのこと。ここでコーヒーを飲むのは私の提案だったのですが、なんと5人でコーヒーを1杯ずつ飲んで70ユーロ(約7,000円)もして、ビックリしました。歴史ある雰囲気を満喫したものの、旅の最後まで「あんな高いコーヒーを飲ませやがって!」と言われ続けるハメになりました。(汗)



「溜息の橋」の下を通過中。


サン・マルコ広場の後は、何世紀もの間、ヴェネツィアの移動&輸送手段だったゴンドラに乗ってみました。ゴンドラを漕ぐ人は「ゴンドリエーレ」と呼ばれ、世襲制の誉れ高き職業とされているそうです。

写真の後ろに見える橋は有名な観光スポットである「溜息の橋」です。橋の左側がドゥカーレ宮殿の牢獄になっており、この橋を渡る囚人達は橋の上でこの世との最後の別れを惜しみ、溜息をつくことから名付けられたそうです。



ゴンドラはゆったりと進んでいきます。


ゴンドラで細い運河の中を進んでいきます。橋の下を通ると水紋が出きていてとてもキレイでした。



ゴンドラから見えるとはラッキーでした。


正面の家は東方見聞録で有名なマルコ・ポーロの生家だそうです。



ヴェネツィアの水上タクシーのドライバーはみな格好良くちょい悪オヤジばかりでした。


約1時間のゴンドラツアーを終え、引き続き白浜さんの案内でヴェネツィアを散策しました。

これは水上タクシー用出入口からホテルへチェックインする観光客。ヴェネツィアならではの光景ですね。



地元の人が通う落ち着いた雰囲気の店です。


さて、楽しみな昼食は白浜さんお勧めのレストランに行きました。



どの料理もお美味しくて大満足。


早速、プロセッコ(スパークリングワイン)で乾杯して、パスタを頂きました。やはり、パスタの本場はレベルが高く、一同舌鼓をうちました。



何故か店員さん達もカンパーイ!


イタリアの人達は、皆さん陽気です。白浜さんが店員さんに話しかけると、共通の友人がいることが分かり、そこから大盛上がりしていました。



「今日のドルチェは俺が作ったんだよ。メチャ美味しいから、ちょっと食べてみなよ。」とデザートをサービスしてくれる店員さん。


共通の友達がいたお陰て、一気にサービスが良くなりました。



デザートも美味でした!


白浜さんによると、イタリアのレストランでは観光客への価格、常連客への価格が違うことが一般的にあるそうです。今回は常連客価格になったのかな?

 

 



速攻、見学をお願いするロハスチーム。


ランチの後、散策を続けると、活版印刷所を発見!



活版印刷機。歴史を感じます。


こういった印刷機がまだ現役で動いていることに感動しました!



棚に収められた版と印刷物。


在るものすべてに歴史を感じます。



使い込まれた道具は美しいですね!


版を組んでいるところと左側に少し見えているのはインキを混ぜて特色を作る時に使う練台です。



これもひとつの芸術ですね。


印刷物は最新の印刷機では作れないとても味わい深いものでした。



頬に当たる風が気持ち良いー!


翌日はヴェネツィア周辺の島巡りをしました。ヴェネツィアには170以上の島があり、そこを流れる運河は150、その運河に架かる橋は400ほどもあると言われ、まさに海に浮かぶ都市です。そんな「水の都」を満喫するには島巡りでしょう。天気に恵まれ、潮風が心地良くとても気持ちの良い日でした。

最初に訪れたのはブラーノ島です。


運河に沿って建物が密集しています。


ブラーノ島は小さな漁師町ですが、建物がとてもカラフルなことで有名です。



日本では見かけない配色にド肝を抜かれました。


建物がカラフルなことにはちゃんと理由があるそうです。この付近は濃い霧が良く発生するそうで、漁に出た漁師さんが、霧の中、自分の家が判らなくなる場合が多々あったそうです。そこで考えだされたのが、各家をカラフルに塗って、自分の家がひと目で判るようにしたそうです。



この色使い!床屋さんでしょうか?


隣り合う家を同じ色にしないという決まりもあるとのこと。



マリア像の両脇ある花束はどうやって活けたのか気になります。


2階に見えるのはマリア像。漁の安全を見守って来たのでしょうか。



この網で何が捕れるのでしょうか。
網を見ているとお腹が空いてきました。


ヴェネツィア全体に言えることですが、海がとても浅いので大型船が入れないそうで、係留してある漁船は家族だけでやっているような小さな舟ばかりでした。



当然迷うことに。


ブラーノ島では、この島で一番美味しいと人気のレストラン「Al Gatto Nero」に行くことにして、地元の人に道を尋ねました。 写真はありませんが最初に道を尋ねたシニョーラ(おばさん)は丁寧に教えてくれているように見えて、後で内容を白浜さんから聞くと「説明の殆どがあそこのお店美味しいから!」だったそうです。 次に尋ねたシニョーラも同様。「あそこのお店はおいしいわよ!」って。



これがイタリア人気質!?


次に尋ねたのは2階のベランダにいたシニョーレ(おじさん)、目的のレストランが近いせいもあって説明は適当。



シニョーレ、グラッツェ!


その次のシニョーレに尋ねてようやく辿り着きました。



さあプロセッコと騒ぐ面々。


道に迷いつつ「Al Gatto Nero」に到着。
さぁー食べるぞー!



ウマウマのペスカトーレ。


このレストランの売りは新鮮なシーフード。前評判通り美味しかったです。



カラマリ(ヤリイカ)のフライです。
揚げたては最高!


ひとつ食べたら止まらなくなり、あっという間に完食してしまいました。



早速、店員さんに不動産情報を聞く白浜さん。


一同美味しいものを食べ、幸せな気分になった時に、kenkenが「こんなところにロハスの保養所あったらいいね〜」という一言。そこからこの島の売り物件を見てみようと話しは急展開。何でもありのロハスの旅です。



70平方メートルで約3,000万円とのこと。


すると何と!このレストランのオーナーの息子さんが売り物件を持っており、直ぐに見せてもらえることに。「ロハスブルーの家なら買っちゃおうか?」なんて盛り上がっていましたが、売り物件は赤壁でした。



このような看板があれば空き家の目印です。


一件家を見せてもらい、味をしめた一同は、次々に空き家の看板を見つけては電話をして中を見せて頂くことに。



スタルク氏の家の玄関でニコニコ顔の
デザインオタクのkenken。


そんな中、オーナーさんの一人から、世界的に有名なプロダクトデザイナー、フィリップ・スタルクがこの島に別荘を持っているというニュースを聞きつけました!このオーナーさんはフィリップ・スタルクと30年来の友人とのことで、先週までスタルク氏はブラーノ島に滞在していたそうです。



速攻オーナーさんに連絡をする白浜さん。


そのスタルク氏の家の3件横隣に、可愛い3階建ての売り物件を発見!「この家を買って、スタルクと友だちになろう!」と盛り上がる酔っぱらいの一行。



港では大きなガラスのオブジェが出迎えます。
さすが本場!


大騒ぎの不動産ツアーを終え、一行はヴェネツィアングラスで有名なムラーノ島へ移動しました。



技術の高さが伺えます。


独創的なデザインで目が釘付けになりました。



こんなグラスで飲んでみたい!


照明と合間って、単なるグラスがオブジェとしても十分通用する品質でした。



このガラス玉は職人が毎日仕事始めに
その日の調子を見るため膨らますものだそうです。


職人のこだわりがこもった製品はどれも素晴らしく、目の肥やしになりました。



筆者、ダンクさん、白浜さん。


ヴェネツィアでは白浜さんのお陰で、普通の旅行では味わえないような貴重な体験をさせて貰いました。

白浜さん、グラッチエ・ミーレ!


イタリアの高速列車ユーロスター・イタリア(ES)。


翌朝6時20分ヴェネツィア発の電車に乗り、ミラノ経由でスイスに向かいました。



初訪問の筆者とらーさんは大興奮です!


スイスに入るとガラっと景色が変わり、これをスイス!という風景が広がりました。


ルッツェルン湖とピラトス山。


スイスでは、ルッツェルンという街に滞在しました。ここでは、今回の旅で唯一のホテル泊です。湖畔のホテルで素晴らしい眺めでした。

kenkenは子供の頃からこのホテルに来ているそうです。印刷芸歴?ナガッ!!



ティトリス山には万年雪と氷河があります。


翌日は、ルッツェルンから列車で1時間程の、ティトリスというアルプスの山に登ることにしました。



近代的な設備が山頂まで整っていて驚きました。


登るといってもリフトとゴンドラを乗り継いで山頂まで一気に行けるので「山に上がる」というべきでしょうか。



3229mの山頂、ぐるり360度の視界、絶景かな。


山の中腹でkenkenとロハスプリントお決まりのポーズ「サボテン」を決めました。



気分爽快のらーさん、ダンクさん、筆者。


どこまでも広がる山々を見ていると、清々しい気分になれました。



ヨーロッパで最も古い木造橋だそうです。


午後はルッツェルンに戻りスイスの取引先と商談と夕食。これはルッツェルンで有名なのはカペル橋です。
14世紀(現在の橋は、1993年の火事で再建)にロイス川に作られた屋根付き木造の橋で城砦の一部として建造されました。八角形の見張り塔とともにルッツェルンのランドマークです。



乗り間違えないように要チェック!


束の間のスイス訪問も終わり、次はドイツに移動です。通常ロハスはレンタカーでヨーロッパ中を移動しますが、今回は電車で移動しました。



料金がバックミラーに表示されて格好良かったです。


夕方に無事にデュッセルドルフに到着!中央駅から宿泊地へはタクシーを利用しました。さすがドイツ!タクシーはベンツでした。



ここにベッドを1つ追加して4人で宿泊しました。


デュッセルドルフの宿泊先もインターネットで予約した、個人宅です。Drupaの会期中は、世界中から人が集まり、どこのホテルも値段が上がり、1泊3万円〜7万円と高くなるものですが、我々が借りた部屋は4人相部屋で、なんと1泊7,000円!格安です。

部屋は清潔で、とても快適でした。オーナーのマリヤンさんは、タクシーの運転手をしつつ、アパートのレンタルもしているそう。とても親切な方でした。



展示会場で話題騒然のブースLanda社。


Drupaの展示会場の詳細はダンクさんがロハスプリントのHPの中の月間コラムで報告されているので、そちらをご覧下さい。



店の外は行列。商売繁盛です!


デュッセルドルフでは、私が学生時代に銀座でアルバイトをしていた時のバイト仲間である佐伯さんが、日本人街でラーメン屋と居酒屋とカフェを経営していることをFacebookで知り、早速訪問することにしました。

ラーメン屋の名前は「匠」。ホテルニッコーの目の前にあるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?



ホテルニッコー前に複数店舗経営とは凄い!


同じく佐伯さんが経営する、居酒屋の「串亭」。



ドイツで日本の味を堪能できるとは感激です!


ドイツ初日は、ラーメンを食べることに。日本のラーメンと同じクオリティーで、とても美味しかったです!その筈で麺は北海道から仕入れているとか。

詳しくは下記ホームページをご参照下さい。

http://brickny.com/



最終日は佐伯さんの「串亭」で和食を堪能!


デュッセルドルフには6日間滞在しました。佐伯さんには、滞在中、色々とお世話になり、最終日には、ドルッパが終わり、フランス行きのレンタカーが全然見つからない時も、色々と探しまわって頂き、デュッセルドルフ空港でレンタカーを予約してくださいました。佐伯さん、有難うございました!



レンタカーショップもオシャレです。


翌日の早朝、空港でレンタカーを借りました。Sixtというレンタカー会社で、ドイツで借りて、フランスで返せるタイプです。



アウトバーンでスピードを出せそうと喜んだのもつかの間、4つの荷物が入りませんでした。


スムーズに事が運ぶと思いきや、ここから苦労の連続でした。先ずは、車に4つのスーツケースが入らないという問題が!ここから、あれこれと車が代わり、夕方にはフランスで取引先とのアポがある中、1時間以上の時間をロスしてしまいました。



ようやく車が決定して出発です。


結局この車になりました。ライトが困り顔になっているように見えます。><



結局、デュッセルドルフを出るのにお昼までかかってしまいました。


レンタカーのトラブルは続きました。今回はナビ付きの車を借りましたが、このナビが全然作動せずに、またまた時間をロス。結局はガソリンスタンドで地図を買って、アナログナビでパリを目指しました。



ベルギーの首都ブリュッセルの文字が見えました。
やっと良いペースになってきました。


購入した地図も見やすいタイプではなかったので、最後はiPhoneのマップをナビに使いました。電池を気にしながらの使用です。



快調!快調!


ベルギーを走行中。パリの文字も見えて来ました!目的地はベルサイユです。



ディーゼルエンジンなので「Diesel TECK」を給油。


夕方はフランスの取引先との夕食です。その時間に間に合うことが分かり、余裕も出てきました。ガソリンが少なくなったのでパーキングのガソリンスタンドで給油をすることに。しかし!ディーゼル車にディーゼル用ガソリンを入れましたが、給油後高速に戻ると、急に車の調子が悪くなり1kmほど走って動かなってしまいました!



ロードサービスに電話をしてくれる店員さん。
助かりました!


ドイツのレンタカーオフィスに電話をしても、フランスのレンタカーオフィスに電話をしても、この日は祝日のため、留守録に繋がるだけ。iPhoneの充電も少なくなり、パニック寸前です。最後には、先程給油したパーキングに戻り、お店の定員さんにロードサービスを呼んでもらうことにしました。レジの定員さんは英語が通じませんでしたが、周りのお客さんが通訳を買って出てくれて、無事にロードサービスを呼ぶことが出来ました!



困った時の人情ほど嬉しいことはありません。


ヘトヘトに疲れて待っていると、先ほどの店員さんが、「疲れたでしょ〜。コーヒーおごるよ!」とコーヒーをサービスしてくれました。優しいな〜(涙)




助かったよ〜。


コーヒーを飲んで、元気を取り戻し、車で待つダンクさんとらーさんの元に戻ると、丁度ロードサービスが到着して、車をレッカーしている所でした!



運転手さんを笑わせようと「メルシー」と言ってみましたが、見事なスルー!


ロードサービスの人は、英語がダメだったので、フランスの取引先の人に携帯で通訳をしてもらい、手続きをしてもらいました。


旅をしていると結構ボッタクられそうになります。
気をつけましょう!


修理工場で手続きを済ましてから、タクシーを呼んでもらい、ベルサイユに向かいました。タクシーの運転手さんが、「ベルサイユまで950ユーロだけどお金あるか!?」なんて言われたので、またもや、取引先のフランス人にSOS電話と掛けて、交渉して貰うことに。あっという間に価格は230ユーロまで下がりました!ボッタクろうとしたドライバーさんは、流石に気まずそうで、その後の道中は無言のドライブでした〜。


白を基調にとても素敵な部屋です。


7時頃に、やっとベルサイユの宿泊先に到着。今回もネットで見つけた、個人宅です。場所は最高で、なんとベルサイユ宮殿のお隣!屋根裏部屋を綺麗にリフォームした空間に、4人で宿泊しました。



長い1日の後のワインは胃にしみわたります!


荷物を置いてリビングに降りると、オーナー夫妻が白ワインを開けて、乾杯してくれました。ご主人は世界を飛び回る証券マン。奥さんは自分のギャラリーを持つのが夢のアーティストという2人で、部屋のインテリアは半端無くお洒落でした! お互いの仕事の話や原発事故後の日本の状況などの情報交換をして有意義な時間を過ごしました。



窓の外の緑を眺めながら優雅な一時です。


素晴らしい家を堪能したいところですが、翌日は朝から仕事。そして午後はパリに移動という日で、ベルサイユの家は、朝イチでコーヒーを一杯ご馳走になって、後にしました。



ワールドクラスの驚きのロケーションでした!


庭の景色です。この柵の先は、ベルサイユ宮殿です!



彼女が自分でリフォームしたというキッチン。


その日は午前中に仕事を済ませて、午後は、パリの宿泊先に移動しました。当社の旅は、経費ギリギリで、どれだけ見聞を増やすか?がコンセプトですので、今回の宿泊先も個人宅です。今回のオーナーは、パリのソルボンヌ大学卒業の、映画監督志望のチャキチャキのパリっ子でした!



何から何までオシャレです。流石だ〜。


流石にパリジェンヌ。インテリアのレベルはとても高かったです。私もインテリアには興味があるので、とても勉強になりました!


ヨーロッパの街にはよく見られるレンタサイクル。


荷物を置いた後は、パリ市内を散策することに。



パリは進んでいるな〜。


なんと、電気自動車のレンタカースタンドまでありました!。



世の中には色々な人がいるものですね〜。


コンコルド広場からシャンゼリゼ通りに向かう途中の池。ワニのぬいぐるみを来た人達がお昼寝していました。



これぞパリですね!


シャンゼリゼに到着。凱旋門がそびえ立ちます。



やはり中国人が多かったです。
景気が良いのですね〜。


こちらはサンジェリゼにある、ルイヴィトンの本店です。

店内に入る人数をコントロールしている模様で、外には観光客がズラッと並んでいました。



独創的なデザインがカッコよいですね!


シャンゼリゼには、車のショールームも多くありました。こちらは、フランスのルノー。



こんな営業車に乗りたい!


トヨタのショールームもありました。ハイブリッドのコンセプトカーだそうです。



この辺りはおしゃれなお店が満載です!


シャンゼリゼを後にして、パリのお洒落スポット、サンジェルマン・デ・プレに移動。



お洒落な店構えでちょっと敷居を高い感じ。


日本でも人気のあるパン屋さん、ポールを見つけました。店内は美味しそうなパンがズラッと並んでいました。


インテリアのレベルが高いです!


これぞパリ!という感じで、全てのモノがオシャレでした。



タクシーにスーツケースを積み込むダンクさん。


翌日、今回の旅の全行程を終え、帰国する時が来ました。宿泊先のオーナーさん(左)がタクシーを呼んでくれ、空港に向かいます。

彼女にとっては、我々が記念すべき初回のゲストとのことで、洗濯物をしてくれたり、道案内をしてくれたり、とても親切に対応して貰いました。現在、彼女は映画監督として、今年のパラリンピックのドキュメンタリーフィルムの撮影準備をしているそう。「作品が出来上がった際には教えて〜」とFacebookのアドレスを交換しました。

 


最後に、今回の旅では沢山の出会いがありました。そしてその出会いのきっかけを作ってくれたのがインターネットでした。デュッセルドルフでお世話になった佐伯さんとはFacebookが無かったら再会することもありませんでした。そして、インターネットのお陰で、各国の素敵な家に安くホームステイすることができ、ホテル泊とは違った体験をすることが出来ました。

自分たちは印刷業界で活動をしていますが、我々のビジネスである印刷を大切にしつつ、この新しい技術であるインターネットを上手に使いこなしていく必要があるなとしみじみと感じた旅になりました。

また、英語の必要性も強く感じました。この旅では沢山の素敵な人達と出会い、彼らとの情報交換はとても有意義で刺激的なものでした。それぞれ高い目標を持ち、当たり前のように英語を喋り、活動をする彼らを見て、「自分ももっと英語を勉強してより深く会話に参加しなくては!」と強く感じました。

旅は良いものです。今回の見聞の旅のチャンスをくれた会社に感謝すると共に、自分も可能な限り旅に出かけ、国際人の1人に成長したい!そんなことを感じた2週間でした。

最後に、今回の見聞録の様子を動画でまとめてみました。

「ロハスプリント見聞録」をお読みになって下さり、有難うございました!

 

 

『 金沢見聞録! 』

2012/05/07

こんにちは!第3回目の「ロハスプリント見聞録」の幹事を担当させてもらうことになった、クリエイション部のバードです。


  

ロハスプリント見聞録は、「見聞を広め、人生の目標を設定し、ワークライフバランスを整え、1度きりの人生を謳歌しよう」という弊社の企業文化を育むプロジェクトです。


今回の見聞録は、スタッフ総勢19名で石川県の金沢市を訪れました。金沢市は加賀百万石・前田家の城下町として栄え、近年では伝統工芸、郷土料理、和菓子、日本酒、現代アートが盛んな日本を代表する文化都市の1つとして知られています。そんな「古く新しい」金沢を1泊2日で訪れて、スタッフ各人が自主的に見聞を広め、新たな発見を得ることが今回の見聞録の目的です!

 


東京から金沢までは直線距離で300km。


出発日は2012年4月22日。

今回の見聞録では、東京、名古屋、大阪、九州、香港から集まった総勢19名のスタッフで、金沢市内を1泊2日で巡る見聞の旅に出かけます。



羽田組16名が小松空港に到着!


羽田空港から出発するメンバーは、金沢行きの始発に乗るべく、午前7時30分に第1ターミナルに集合。羽田空港から出発するのは16名。残りの3名とは金沢駅で落ち合います。

飛行機に乗って約1時間で小松空港に到着!寝る間もなくあっという間に着きました。時刻は9:00です。

小松空港に着いてまず最初にしたことが記念撮影でした。自作した横断幕を手に、眠そうな目を擦りつつパチリ!



巨大な門に圧倒されました。


小松空港で10名乗りのハイエースを2台借りて、金沢駅に到着。電車組の3名とはここで合流です。

金沢駅では鼓門(つづみもん)と呼ばれる、巨大な木製の門が出迎えてくれました。鼓門は、能や素囃子(すばやし)などに使われている鼓の調べ緒を柱にしていて、2005年に完成しました。

金沢駅はトラベルレジャー誌(米国)の「世界で最も美しい駅」の1つに選ばれているだけあって、日本女性のようなしなやかなデザインの駅でした。

普段滅多に運転しない自分がハイエースを運転するチャレンジも、同乗している方はヒヤヒヤしたと思いますが、個人的には良い経験になりました。
ただ、ハイエースで金沢の狭い路地を走るのはもうこりごりです(笑)



北陸支社の前で記念撮影


次に訪れたのが6月に設立予定の北陸支社です。

北陸支社は金沢駅まで車で5分ほどの閑静な住宅街の中にあり、裏に小川が流れる好立地で、北陸の拠点として申し分ありませんでした。

道中、運転していて感じましたが、金沢市は戦時中に空爆の影響がなかったお陰なのか、古い建物と新しい建物が混在していて、東京や京都とは違う独特な景観があります。



ノドグロは初体験!ご馳走様でした。


金沢と言えばお寿司!という訳で、金沢駅そばの「もりもり寿司」で昼食にしました。

生まれて初めて「ノドグロ(アカムツ)」の炙り寿司を食べましたが、香ばしい香りと脂の甘味が口中に広がって、本当に美味しかったです!

ちなみに回転寿司で使われているコンベアは、ほぼ100%が石川県で生産されていて、金沢は日本1の回転寿司激戦区と言われているそうです。



真剣な話し合いの中にも笑いが巻き起こる会議です。


お腹を満たした後は、脳をフル回転させるべく前期4ヶ月の反省やまとめを行う全体会議を、石川県文教会館で実施しました。

仕事だけでなくプライベートな変化も含め、スタッフ1人1人が前期の活動を発表し、全員でシェアしました。

普段接する機会が少ない地方組や海外組スタッフの近況を知ることができ、スタッフ間の交流を深めることができました。

今回の会議で、ロハスプリントの強みの1つは「スタッフ全員が明るく前向きに物事を捉えることができる」ことなんだと感じました。



実は本日4回目の集合写真です(笑)


会議の後は、徒歩で金沢市内の雰囲気を体感しながら、21世紀美術館へ向かいました。

21世紀美術館は、現代美術を展示する美術館で、有名なものではプールの中に人が立っているように見える、レアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』があります。

個人的には現代美術は取っ付き難い印象がありましたが、実際に接してみると遊び心が溢れていて、堅苦しさのない親しみやすいものばかりなのが意外でした。

頭で考えるだけでなく、実際に行動に移してこそ見えてくることがあると気づかしてくれる良いキッカケになりました!



お酒の場だからこそ深い仕事の話で盛り上がれます!


夕食はイタリア料理を楽しみました。この日のメニューではホタルイカなど、北陸ならではの食材を楽しむことができました。

お酒はお互いの距離をぐっと縮められる力を持っているので、こういった場を使って仕事の話をするのもロハス流です。

この日は営業のトップと研究開発のトップがかなり熱い議論を重ねていました。



たかがバーベキュー、されどバーベキュー。


金沢見聞録も2日目に突入!

この日は朝から小雨が降り続くあいにくの天気ですが、朝から取締役は役員会議を行い、その他のスタッフはGROWでビーチクリーンを行い、その後バーベキュー会場となる松任海浜公園で合流となりました。

目の前が日本海という好立地のバーベキュー会場に到着し、現地で調達した美味しい肉と野菜に舌鼓を打ちました。

こういったイベントをすると、仕事からはうかがい知れない性格や人となりを知ることができ、業務をより円滑に進めるための勉強になりました。



大正時代に建立された鳥居。
苔むした姿が重ねた時間を物語っています。


バーベキュー終了後は、自由時間を設けました。

ロハスではバディ制度を採用していて、部署の垣根を越えて2人もしくは3人を1組として、業務の改善を図っています。今回もバディを行動の中心に据えていて、自由時間についてもバディで行動内容を事前に検討し、見聞をより広められるように自主的に行動してもらいました。

自分はドライバーも兼ねていた関係で、他のバディと一緒に行動して、まず最初に白山市にある「白山比v神社(しらやまひめじんじゃ)」を訪れました。



境内には何本もの巨木がそびえ立ち、厳かな雰囲気を醸し出していました。


白山比v神社は、全国各地にある白山神社の総本社で、研究開発のテキーラいち押しのパワースポットです。

境内に足を踏み入れてまず驚いたのが、ピンと張り詰めた空気!一呼吸ごとに俗世界の穢れを洗い落としてくれるような清々しさを感じ、テキーラが「格が違う」と言った意味が、霊感ゼロの自分でも実感できました。

ここでもまたひとつ実際に体験することの重要さを学ぶことができました。



目で建築美を、肌で存在感を、日本の美を全身で感じることができました。


拝殿も歴史を感じさせてくれる重厚な造りで、社の前に立つと自然と頭が下がってしまう感じです。

一緒にいたメンバーも何か感じ取ったものがあるらしく、口々に「良いね〜」と連呼していました。

ご祭神は「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」という、「和合」「縁結び」の神様だそうです。
ここを訪れたことで何か良い縁が生まれるかも!?



さっそくパワースポットの効果が!?


訪れた記念にと、おみくじを引いてみたところ、まさかの大吉!1年の運をすべて使い果たした気もしますが、素直に喜んでおきました(笑)

その後、妻のために夫婦お守りを購入して、神社を後にしました。



建物を見ただけで、「この店は間違いない!」と思わせてくれます。


次に訪れたのは、安土桃山時代創業の菊姫酒造です。同社は全国新酒鑑評会で23年連続受賞を果たし、日本で初めて「山廃仕込純米酒」を発売するなど、日本酒づくりのパイオニア的存在です。

「妥協を排し、より旨い日本酒造りに賭けています」と謳っているだけあって、ロハスで1、2を争う食通のテキーラも愛飲しているそうです。

見聞を広めるということは「体験すること!」という訳で、メンバーもこぞって日本酒を買い求めていました。

歴史ある店構えを見ていると、物事を継続するためには常に新しいことに挑戦するバイタリティが必要なんだと教えられた気がしました。



風情があるというのはこういうことを言うんですね。


金沢市内に戻り「ひがし茶屋街」の愛称で親しまれている観光スポット、「東山ひがし」に足を運びました。

ここは重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、南北約130m、東西約180mの範囲に約90の伝統的建造物が建ち並んでいます。

もっとも金沢らしい風景を残した場所のひとつで、この日も平日にも関わらず外国からの観光客が数多く訪れていて、目から見る風景は日本なのに、耳から入る音声は中国語という不思議な感覚を味わえました。

日本に住んでいると周りが日本人だけというのが当たり前ですが、海外に住むと白人も黒人もアジア人も周りにいるのが当たり前なんだろうなと、この出来事で考えさせられました。



自分はドライバーなので、居眠りしないで安全運転絶対厳守です!


自由時間が終わり、再び金沢駅へ。西日本のスタッフは電車で帰るので、金沢駅でお別れです。飛行機組みは車で小松空港へ向かいます!

2日に渡った金沢見聞録もいよいよ終わりが近づいてきました。疲れがピークに達しているのか、帰りの社内はみんな静かに寝息をたてていました。



飛行機を使えば金沢通勤も夢じゃないです。


無事、小松空港に到着し一路羽田へ!
最終便ということもあり、機内はほぼ満席状態でした。

行きと同じく約1時間のフライトですが、短いフライトにも関わらずほとんどのメンバーが夢の中に旅立っていました…。



緊張の糸が切れたのか、口を大きく開けて夢の中…。


最後は私(幹事)の疲れきった寝顔で締めたいと思います。

ここまで大胆な寝顔を晒すなんて、よっぽど疲れていたんですね〜(笑)


今回の見聞録では、幹事という大役を任されたことで、様々な体験や人を動かす大変さを学ぶ良いキッカケを得ることができました。

見聞録は社内行事という位置づけですが、「プラン(計画)、ドゥ(実行)、チェック(確認・検証)」という部分で求められる質は業務とまったく変わりがなく、新しいことにチャレンジする分、あらゆる可能性を考慮する必要があり、常に頭を働かせてプランニング&実行することを求められました。
プランニングも本当に実行可能かどうか、机上の空論に終わらないように頭の中で何度も反芻し、関係者との調整を行い、見聞録が円滑に運営できるように心がけました。
そして、そのプランを実際に実行して、それでもまだ足りなかった部分、見えていなかった部分を知ることができたことも貴重な財産になりました。

実行では現場での突発的な予定変更などに臨機応変し、よりベターな選択することを求められ、決まったことだけをこなすのではなく、状況に応じてフレキシブルに対応するすべを学びました。

また、見聞録を終えた後に参加メンバーから「仕事やプライベートに関しての意見交換が出来たので、非常に良い時間を過ごすことが出来ました」といった意見や「個人的には2次会で真剣な議論が出来たので、それが一番の収穫。真剣にぶつかり合い、ありきたりなレベルを超えるのが一番良い事だと感じた」などと言った感想をもらえたことも嬉しかったです。

以上が幹事という立場から見た見聞録の感想です。

次に参加者としては、金沢は初めて訪れた土地ということもあり、街並みひとつ取ってみても新鮮で、匂い、食事、人、建物など、あらゆる物から刺激を受けました。
2日間の滞在でしたが、自分の知らなかったことを知るワクワク感を久々に味わった気がします。

会社が大きくなるにつれ距離が離れてしまった地方や海外メンバーとも、実際に顔を合わせて話して、コミュニケーションを図れたことも非常に有意義でした。
普段、ビデオチャットで顔を見てはいますが、同じ空間にいるという共有感のような感覚はデジタルにはない良さだと改めて実感しました。

集団行動をすると自然と個人の役割分担や性格が見えてくるのも面白かったです。
普段の業務では見られない意外な一面を垣間見ることができ、また普段以上に個性が強く出ていた面もあったので、メンバーのキャラクターを把握することができました。

今回は1泊2日という短い滞在でしたが、それでも自分にとっては非常に大きな収穫がありました。
「物事はどんなことでも実際に体験してこそ、その真価を理解することができる」ということが、今回の体験を通して理解することができました。
デジタル社会が高度に発達した現代では、ネットで見聞きした情報で疑似体験したような気持ちに陥りやすいですが、情報はあくまで情報として処理をして、見て、聞いて、考えて、実際に行動に移してこそ価値のある経験になると実感しました。

次回の見聞録でどんな新しい経験や発見ができるのか、今から楽しみです!

最後に、金沢見聞録の様子を動画でまとめてみました。「ロハスプリント見聞録」をお読みになって下さり、有難うございました!

 

『 トヨタ工場見学! 』

2012/03/14

第2回目の見聞録は、総務部のロジがお伝えします!


今回はかねてから見学してみたかった、日本を代表する企業、トヨタの工場を選びました。トヨタの代名詞である「かんばん方式」や「ムダとり」などを学び、ロハスプリントでの在庫管理をより効果的にするヒントを見つけるのが狙いです。


参加者は総務部のマージンと、クリエイション部のグーグルとの3人。グーグルが得意のウェブリサーチで効率の良いスケジュールを設定してくれました。

 


片道およそ400kmの行程です。


見学日は2012年2月21日。

ロハスプリント本社のある東京足立区から、愛知県豊田市にある「トヨタ会館」を、ロハスプリントの御用達営業車「プリウス」で目指しました。



※トヨタ企業サイト・会社概要より。


下調べとして、トヨタの昨年度の決算情報をチェック。

流石に世界のトヨタだけあって、利益もたっぷり出しています!


朝5時に各メンバーをピックアップして出発!


当日は興奮のあまり遠足前の小学生のように3時に起きてしまいました!5時に会社に集合して、いざ出発!

3人を安全に愛知県まで運べるよう、お願いね!プリウス!

プリウスも目を光らせて、任せてくれ!との返事。


途中、足柄SAで休憩。


この日は天候も良く、東名高速から見える富士山がとても綺麗でした!

普段の行いが良いからですかね?!

しかし、気温はとても低く、プリウスの外気温を見ると、氷点下2℃でした!


興奮を隠せないマージンとロジ。


朝9時30分に無事に到着。

まずはトヨタ本社の隣にある「トヨタ会館」で工場見学の受付をします。

 


トヨタ会館・受付。


トヨタの工場見学は予約制です。16名以上ですと団体受付が可能になりますが、今回は3人のため、他の見学者との合同となりました。


入門許可証。


受付後、工場への入門許可証が貰えます。工場の見学時は、写真・ビデオ撮影は不可で、携帯電話も持ち込むことはできません。

 


展示室。


自分たちのグループの工場見学は11時となりましたので、それまでトヨタ会館内を見学することに。

 


レクサスLFAの前で少年のようなマージン。


入ってすぐのフロアには、トヨタの新しい車種やレクサスなどの高級車が展示されていました。

 


自動車の歴史を説明したパネル。


車の進化の大きな年表も掲示されており、自動車文明の歩みを学べます。

 


流石に世界のトヨタ。住所も「トヨタ町」です!


あちこち見学していると、工場への移動バスの時間が来ました。

今回見学する工場は、トヨタの数多くある工場のうちの1つ「元町工場」です。

トヨタ会館からは、バスで20分ほど。


 

 

今回見学した元町工場は昭和34年に創業が開始された工場で、名古屋ドーム35個分の160万kuという広大な敷地にて、3600人の社員が、クラウン、マークX、エスティマの3車種を年間110万台生産しているそうです。


工場内でのカメラ撮影はNGでしたので、元町工場の生産工程は、展示室にあった写真を使って説明したいと思います。


トヨタの生産は、@プレス行程、A溶接行程、B塗装行程、C組み立て工程、D検品行程の5つに別れ、今回は、Aの溶接行程と、Cの組み立て工程を見学出来ました。

 


今回の見学ではプレス行程は見れませんでしたが、このような巨大なプレス機が並んでいるそうです。


@プレス工程

ボディーの材料の鋼板を切断した後に巨大なプレス機にてボンネット・ドアなどのボディ部品を成形します。最新鋭の高性能プレス機と高速ロボット搬送によって高い生産性と部品の精度が向上しているそうです。

 


巨大な溶接ロボが一斉に動き出し、火花を飛ばしながらブレイクダンスのように動く姿には圧倒されました!


A溶接工程

見学出来た溶接行程です。約400点のボディ部品を最新鋭の溶接ロボットで溶接。高精度のボディ生産を可能にしているそうです。

溶接ロボが動き出したとたんにツアー参加者から大きな歓声が上がりました。

 


昔は作業員が手作業で吹き付け塗装を行っていたそうですが、全自動化により効率化の向上と人体への悪影響が無くなったそうです。


B塗装工程

溶接されたボディーを洗浄後、下塗り・上塗りをする行程です。水性塗料の導入と、最新の塗料技術により環境に配慮された塗装を実現しているそうです。

 


自動化された生産プロセスには驚くばかりです。


C組み立て工程

見学出来た組み立て工程です。塗装したボディーに電気部品やエンジンやタイヤなどの様々な部品が組み込まれて行きます。

そして、最終的に検品工程で厳しい品質チェックがされて出荷されています。

 

 

見学では、トヨタの名物と言われる「かんばん方式」や「ムダとり」、その他のトヨタが編み出した独自の生産方式を説明して頂きました。

 


これが有名な「かんばん(作業用伝票)」


「かんばん方式」
トヨタの代名詞となっているかんばん方式とは、無駄なものを造らせないためのツールだそうです。

かんばんとは左の写真のような作業伝票を示し、主に部品箱に貼付されています。

かんばんには、部品名と数量と仕入先等の情報が記載されています。

 


かんばん用回収ポスト。


作業者は、部品を箱から取り出した後、かんばんを外し、部品箱のある棚に付随されている回収ポストに入れます。

ポストに入れられたかんばんは、所定の時間で回収されます。


 


かんばんから次々に読み取られていきます。


回収されたかんばんは、リーダーにより自動で読み取られ、その情報によって部品の在庫管理がされて、部品メーカーに自動的に発注が行く仕組みになっています。

トヨタのかんばん方式=自動車製造に必要な膨大な部品の在庫管理の自動化ということなのですね。凄い仕組みです!



 


シートが宙に浮いているようです。


次に「ムダとり」についての説明を受けました。

ムダとりとは、作業する上で障害となるものを排除する取り組みとのことで、例として「らくらくシート」を紹介して貰いました。

らくらくシートとは、狭い車内での組み立てがしやすいように、前後左右に自由に動くシートを開発し、これにより作業者の負担を減らし、作業効率をアップさせたそうです。


レンチ先端の磁石で、拾い上げます。


「ボルト定量取り出し機」とは、かごの中から必要な数のボルトを自動で取ることが出来る機械です。作業者はボルトの数を数える手間が省けますので、ボルトを付ける作業に専念ができ、その結果生産性が上がるという仕組みになっています。


一緒に歩くように付いて来ます。


「同期台車」とは、生産中の車を載せたベルトコンベアと同じ速度で移動する部品や工具を載せた台車だそうです。作業者のすぐ隣に常に必要な工具を載せた台車が付いてきますので、現場を離れ工具を取りに行く手間が省け、生産性アップに繋がる工夫です。


引いた後は、問題が解決するまで次の工程には進めず、次工程に不良品が送られない仕組みになっています。


「ひもスイッチ」とは、異常を発見した作業者が引く紐です。それを引くとランプが黄色く点灯し、その場所にグループリーダーが駆けつける仕組みになっています。問題が解決した時に、もう1度紐を引くと、ランプが消え、ライン生産が継続されます。すぐに問題が解決しない場合には、ランプが赤く灯り、停止位置でライン全体が止まる仕組みになっています。

生産性を上げる仕組み、不良を出さない仕組み。
流石にトヨタ。感動しました!


「ポカよけ」とはポカはミス、よけはミスを避けるという意味だそうです。良い製品だけをつくり不良品をつくらないために機械自身が判断し異常を知らせる仕組みになっているそうです。

ポカよけ用の色分けされたランプ(青・緑・赤)は、作業員が使用しているボルトを閉めるインパクトレンチに連動しており、青が作業開始、緑が作業終了、そしてボルトの締め付け不良や締め忘れがあった場合は赤く点滅して、作業者に伝える仕組みになっています。

11時から13時半まで、たっぷり2時間半の工場見学は、あっと言う間に終わり、来た時と同じバスに乗りトヨタ会館に戻り、見学は終了となりました。


この後、豊田市から名古屋市内まで1時間程移動し、トヨタ産業技術記念館に向かいました。


この記念館は、トヨタ自動車が豊田自動織機からスタートした歴史が展示され、織り機の展示と昔の自動車の生産方法などが展示されています。

 


業技術記念館・正面。


全体がレンガ造りで、横浜にある赤レンガ倉庫のような建物でした!


様々な機種の織り機が展示されています。


見きれないほど大量の織り機の展示物にはびっくりしました!

自動車とは無関係に感じられる、織り機製造から、世界のトヨタ自動車へと転換していった点を考えると、感慨深いものがあります。ついつい織り機にも目が釘付けになってしまいました。

 


織り機から自動車への転換。


トヨタ自動車は、豊田自動織機の特許の売却から得た資金でスタートし、自動車産業への足掛かりにしたそうです。

 


初代の車のボディが展示されています。


ここから、自動車製造の歴史が分かる展示館に移動しました!

ボディー全体(ボンネット・ドア・タイヤカバー・ルーフなど)全てを職人が手作りしていたそうです。

 


木槌でボディーの鋼板を伸ばしているところ。


当時は、職人が手で鋼板からボディー部品を1枚ずつ切り出し、木槌で伸ばしていたそうです。

 


綿を詰めたシートにミシンを入れる展示。


座席シートも人の手で綿を詰め、ミシンで縫い合わせていたそうです。


手前の人形は、でかいキン消し
(キン肉マン消しゴム)ではありません(笑)


塗装も人の手で1台ずつ行なっていたそうです。

 


もうキン消しにしかみえませんw


窓ガラスも1枚ずつ人の手でカットしていたとのこと。凄い!

 


トヨタ最初の自動車、1936年に市販が開始された、
「トヨダAA型乗用車」社名も「トヨタ」ではなく
「トヨダ」でした。


トヨタの初めての車が市販された1930年代は、交通量がそれほどなかったので、バックミラーは付けていなかったそうです。

1937年時点での一軒家の値段は1,000円前後(現在の貨幣価値で400万円)。それに対して、AA型乗用車は、3,685円(現在の貨幣価値で1,500万円)だったそうで、いかに乗用車が、高級なものだったことが分かります。

 


お城で近くには綺麗に整備された
名城公園がありました。


最後に、せっかく名古屋に来たので名古屋城を見たい!とのことで、プリウスのナビ検索で調べた所、産業技術記念館から車で10分だったので、閉館間際に滑りこみセーフ!

駆け足(20分)で見学しました。


今回トヨタの工場見学に行く前に想像していたのは、ほとんど無人化されたデジタル制御のオートメーション化された未来の工場でした。しかし、実際に見学をしてみると、建屋も工場内も昭和の時代を感じさせる現場でした。


工場内外は、整理整頓が行き届いており、5Sがしっかりとなされた奇麗な環境です。作業員の方達もキビキビとした動作で、無駄のない効率的な動きをしていたのが印象に残りました。


最新のロボットによる自動化された行程と、作業員が行うアナログ的な行程。そのアナログ的な行程は、徹底的に生産性の向上と、不良を出さない為の、長年のカイゼンのアイデアが組み込まれている。デジタルとアナログの融合がこそがトヨタの生産現場なのだなと感じました。


「生産性の向上」、「不良を出さない為の防止策」、「常に改善を行い、より高いレベルを目指す。」これが今回の工場見学で私が新たに学んだ見聞です。この経験を明日からの仕事に活かし、弊社の現場のレベルアップに繋げたいと思います!


最後に、今日1日の様子を動画でまとめてみました。「ロハスプリント見聞録」をお読みになって下さり、有難うございました!

 

『 アメリカ企業視察! 』

2012/12/08

「ロハスプリント見聞録」第1回目となる今回は、先日の「アメリカ企業の視察」に参加したクリエイション部のグーグルがお伝えします!

 

この視察は、米フォーチュン誌の「最も働きがいのある会社ベスト100」で発表された上位企業を訪れ、職場や店舗等、実際に働く現場を見学し、取り組みや仕組みを学ぶというものです。



サンフランシスコ、 ラスベガスと
日本と緯度がほぼ同じエリアを巡ります。


視察先は、IT企業が密集するサンフランシスコのシリコンバレーの企業が中心です。

訪問先には現在のIT業界の両雄、Facebook、Googleが含まれています。

ロハスプリントCEOのkenken、CSO(最高販売責任者)のタカG、CTO(最高技術責任者)のダンクの取締役3名に、自分を加えた計4名で参加しました。


Facebookの新社屋ガレージ
現在は全世界に8億人のユーザーを抱え、
日本でも1000万人を超えているそうです。


まずはいきなりですが、Facebook本社訪問の報告です!

Facebookは、言わずと知れた世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。昨年は創設者マーク・ザッカーバーグを描いた映画も公開され、また、サイト自体のアクセス数もGoogleを抜き世界一になるなど、話題に事欠きません。

今回の視察では、企業側から、業務内容や社内での取り組み方など、プレゼン形式でも案内してもらいました。






Mr.Rich Liuの日本向けプレゼン。


現在のデジタルメディアの主軸は、ポータルサイトや検索エンジンから、ソーシャルメディアに移りつつあること。

これに伴い「情報」は、収集速度も情報そのものの質も向上し、シェアも活発になったこと。このため、より質の高いマーケティングが行えることになり、SNSは広告面でも大きな媒体になりつつあること。

扱うデジタルデバイスも、ラップトップからスマートフォンやタブレット端末へ多様化し、急速に変動している現状があることなど、データを基にウェブ業界の分かりやすい説明がありました。




プレゼンの様子。


Facebookの社内では、以下の3つの言葉をあちこちの壁に掲示し行動規範としているそうです。

  • 「 Move fast and break things 」早く行動し、既成概念を壊そう。
  • 「 What would you do if you weren't afraid 」怖いものがなかったら、君は何をやるんだい?
  • 「 Done is better than perfect 」完璧よりも、とにかく行動を。

 


幹線道路沿い入り口に鎮座するリアル「いいね!」近くで見るとハリボテ感がありますが…。


とにかくスピード重視! 前衛的で、革新が当たり前な、超前傾姿勢な社風が垣間見えます。

プレゼン最後の「 This journey 1% finished 」(旅路は1%終えた)という貪欲なメッセージも印象的でした。

訪問時はFacebookの社屋全体が引越し中とのことで、新社屋は外観のみの確認となりましたが、広大な移転先(サン・マイクロシステムズの跡地)の入り口で、無言の親指マークを発見しました。


芝生のオープンエリアでランチするスタッフ。
なんでも社屋と呼ばず本当にキャンパスと
呼んでいるとか。


「いいね!」マークの後は間髪入れずGoogleに向かいました!Google本社はFacebookの新社屋から車で20分程の距離にあります。

Googleの環境はもう普通にキャンパスです。会社感がまるで有りません…。


ビーチバレー仕様にしっかり砂地まで完備。
Googleカラーは自転車にまで徹底されています。


噂ではきいていましたが、スタッフが本当にバレーボールとかやってました。

午後2時頃という通常で言えば仕事のコアタイムに、雄叫びまであげてバレーに熱狂です。概念上の「サラリーマンの昼休みの屋上のバレーボール」とは気合が違います…。

また広大なキャンパスの移動には、乗り捨て自由なGoogle自転車が各所に配置されていました。


画面上にはGmail、Maps、YouTube、Marketのアプリが。電話マークもありますが通話できるんでしょうか?


エントランスには有名な「訪問者が描き込めるホワイトボード」がしっかりありました。顔写真で形成されたロゴと共に訪問者を出迎えます。

左にあるのは遠近法的に位置させて撮影したアンドロイドではありません。原寸です。高さ2mほ程の巨大なスマートフォンが自立しています。

ちなみに静電気式かどうかは不明ですが、フルタッチパネルも本物です。手のひらでガバッとスライドできました!


Google本社の頭上を表示中。
ポリゴン処理のタイムラグがリアルです。


これも訪問者への歓迎ツールでしょうか。7つの巨大モニタに包まれて体験できるGoogle Earthがありました。

中央のジョイスティックでグリグリ動きます。自分も低スペックPCの時代からGoogle Earthは組み込んでましたが、本場のEarthは動きが圧巻です。


訪問した棟の社員食堂に併設された会場。



Googleは、国際色豊かな食事が朝、昼、晩無料など、充実した社員食堂でも有名ですが、食堂以外にもカフェテリアがいたるところに在ります。

実際に訪問した複数の棟すべてで、社員はこのカフェテリアを自由に活用していました。


本社前でパチリ ♪ パチリwww


Googleでは、すれ違う人全てが何か発明しそうなキテレツ君か、出来杉君に見えます。

実際に案内してくれたスタッフも「働く仲間とのコミュニケーションが刺激的。Googleで働く一番のメリット」と話していました。



キンプトンホテルのプレート。
早朝、部屋の窓からは、霧に包まれた
幻想的なアルカトラズ島が。


今回宿泊したサンフランシスコのホテル「キンプトンホテルズ」も、「最も働きがいのある会社ベスト100」にノミネートされています。

キンプトンでは、社員同士の交流や、一対一のペアとなるバディ制度を導入しているそう。

業務上の上下関係とは別に、立場が近い他部署のスタッフ同士でペアを組み、互いのスキルや抱える問題点を共有し、支援しあう制度ですが、このバディ制度は、ロハスプリントでも早速取り入れて実行することが決定しています!





本社入口。社屋を案内してくれるスタッフが
旗を持って出迎えてくれます。


続いては「あのAmazonが屈した」「Amazonが800億円かけても買収したかった」で有名なZappos(ザッポス: www.zappos.com )です。

ラスベガスにある本社を訪問しました。

Zapposは、「お客さまの『ワオ!体験』を追求する」靴を中心としたアパレル全般のWeb通販会社です。



社内。予備知識無く行くと
意味が分からないぐらい独創的です。


コールセンターなど、顧客からの電話対応は非効率と考える通販ビジネスが一般的な中、Zapposは、逆に電話での手厚い対応をはじめとした、顧客に感動を与えるサービスを行い注目されています。



かぶりものをして仕事をする社員。
見学を終えてフェイントで戻っても
かぶってくれましたw


Zapposは企業文化を重要視していることでも大変有名な会社です。「10のコアバリュー」を掲げ、社員の採用選考から教育、昇進や昇給に至るまでこれを基準とし、成長の基軸としています。

  • サービスを通してWow「ワオ!」を届けなさい
  • 変化を受け入れて、その原動力となりなさい
  • 楽しさとちょっとした奇抜さをクリエイトしなさい
  • 間違いを恐れず、創造的でオープンな心を持ちなさい。
  • 成長と学びを追求しなさい


各社員の机。
全社員が自由にカスタムしてます。


  • コミュニケーションにより、オープンで誠実な人間関係を築きなさい
  • ポジティブなチームとファミリー精神を育てなさい
  • 限りあるところからより多くの成果を生み出しなさい
  • 情熱と強い意志を持ちなさい
  • 謙虚でありなさい

このコアバリューの徹底こそが、先に述べた「卓越した顧客サービス」を可能にしているとZapposは言います。


イベントなどを企画する部署「Insight」。
真っ暗な中で立ったまま。でもハイテンションという一番奇抜なエリアです。


Zapposでは、カスタマーサービスを部署ではなく会社全体の使命と位置づけ、24時間年中無休のコールセンターを稼働させ、送料・返送料無料、返品OKなどの体制をとっています。

顧客サービスは全社員の仕事として取り組み、顧客の電話に何時間でも付き合い、自社に在庫がなければ他社サイトを教えることなど、顧客それぞれの満足度を第一とした感動的サービスを創り上げています。




CEOトニー・シェイのデスク。


こうした「マニュアルのない顧客サービス」を行えるのも、全社員に「企業文化」が徹底されているからこそでしょう。

リーダーなど一部の特別な者に限らず、個々の社員誰もが、顧客それぞれの要望に柔軟に応え、質の高いサービスが行えるのも、このコアバリューの徹底によるものだと思います。

今回の視察では、Facebook、Google、Zapposのほか、データストレージシステムを提供するNetApp、地域に根ざした経営で躍進するスーパーマーケットのNugget Marketなど、働きがいも顧客満足度も高い企業をいくつも巡りました。


いずれも働く場所を提供する側が、環境づくりで創意工夫し、そこで働く側もそれに応えて高い相乗効果を生み出している企業ばかりです。
この仕組みで一番目についたのは、どこの企業でも、働く側に一定の権限や時間などの「自由」を与え、働く側もしっかりとこの「自由」を堪能していたという点です。


以前耳にした言葉で「自由」には『 しなくてもよい自由 』と、『 してもよい自由 』がある」というのがありました。

Excelで新しい関数を覚えたとき「これで面倒な作業から開放される!」という考えが前者の『 しなくてもよい自由 』で、「 これで他の作業もできる!」という考えが後者の『 してもよい自由 』だそうです。 liberty と Freedom の違いでしょうか、前者は「開放」を喜び、後者は「拡がった可能性」を喜びます。


「 自由 」は、しなくてもよい自由(開放)を手にすると同時に、してもよい(できる・可能性)自由を手に入れられるわけです。

GoogleやFacebook、Zappos等のスタッフは、環境から与えられる自由から、この「可能性」を最大限利用し、実を結ばせているのではないでしょうか。

Googleにはあまりに有名な20%ルール(勤務時間の20%を好きなプロジェクトに費やせる)がありますが、だれひとり、これを「普段の仕事をしなくていい日だっ!(笑)」と開放だけを喜ぶことはしないのでしょう。

しかし、それ以上に大きく考えさせられたのは、こうして得た自由の活用が、それを取り巻く環境や、周りの建設的な意識によって成り立っているという点です。


例えば日本では、同じ時間で質も量も同じくこなした二人がいた場合、汗水たらして働いた人と、そうでない人では、「 努力しているから前者の方が無条件に好印象 」 という環境もあるのではないでしょうか。出る杭が打たれ、組織の中でひとり飛び出すことがタブーとされていることと同様、未だ勤勉が“ 無条件 ”に美徳というような風潮があることは否めないと思います。


評価される働く側にも、これに呼応するかのように、「 暗い場所で落とした鍵を(暗い場所では探す努力が見えないから)誰からも見られる明るい場所で探す 」という物悲しいサラリーマン寓話が残念ながら存在しています。

しかし、GoogleやFacebook等ではこうした話は、無縁でしょう。


なぜならそうしたことが評価に値しない(されない)シビアな環境だからです。だからこそ、結果に結びつかない「 明るい場所での鍵探し 」という無駄をせず、しっかり気分転換になる実利的なバレーボールやカフェでの休息に充てこむのです。コソコソとフェイク的に休むのではなく、大手を振って休み充電し、「 可能性の自由 」に挑むのです。


企業もそこから得られるメリットと合理性をわかっているから、福利厚生面や、設備その他時間活用に至るまで、手厚く投資するのではないでしょうか。


こう考えますと、働く側もその環境を用意する側も双方が、自分たちの凝り固まった固定概念を打破するような、意識の改革が必要と感じました。


当然、雇用の保護が日本と比べて薄いアメリカならではの策ということもあり、合理的な面からくる弊害も多々あると思います。しかし、先進国の中では低いとされている日本の労働生産性は、(様々な要素や見方もあり一概には言えないものの)、前述のような慣習や固定概念が一因となっていることは確実です。不景気でも雇用を維持し続けるという誇らしい面があるのですから、せめて何も無いと知っている明るい場所を探すような無駄は排除し、自分たち自身が労働対効果を向上させる環境をつくるべきと感じました。


少なくとも合理性や効率化などの変化への取り組みを、異端とか不調和と解釈し、無闇に勤勉に比してなんとなく悪いイメージをもつことは避けるべきです。働くもの自身が窮屈な環境を作り上げるだけですから。


今回は、いきなり超先進的な企業の生の現場への訪問ということで、随所で、どう思う? と両肩を掴まれて揺さぶられ問いかけられるような感覚を味わいました。この揺さぶられのおかげで、頭の中もデフラグされた状態で、キャパも少しは拡がったように感じます。超情報化社会の中、机上で「もうそれは見た」「知ってる」となりがちですが、こうした実体験は、なぜか子供のように素直になれたりします。あの道の先はどうなっているんだろうというような、無垢な探究心も呼び覚まされ、行ってみよう!というような行動欲求も駆られるなど、内燃機関的に大変な効能をもたらしてくれました。

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