印刷業界では省電力UVのシェアが年々増加していますが、当社では、これまでUVの仕事は全て外部に委託をしていました。既存の印刷機で、UVの仕事を内製化するために導入したのが後付けのLED-UV装置「XP-7」です。

LEDの乾燥面で、当初は若干の不安はありましたが、4×4、墨ベタ320%超の仕事でも、直ぐに2回目の通しに進むことが可能で、これまで乾燥待ちに1日を要していたものが、直ぐに後加工へと回すことが出来ました。

これは、乾燥待ち用紙の保管スペース解消にも繋がっており、時間と空間の両面で大きなゆとりが生まれたことで、現場の人間は穏やかな気持ちで作業を進められるようになりました。

LED化により、裏移りの心配がないことから板取りも不要で、当然、スプレーパウダーを起因とするボタ落ちなどのトラブルも皆無となり、品質面の向上にも大きく貢献しています。

また、使い慣れた印刷機にLED装置を後付けしたことが、結果として大きな優位点となり、LEDへの移行に戸惑うことも少なく、非常にスムーズに稼働を安定させることが出来ました。

印刷経験豊富なロハスプリントさんのサポートも心強く、大きなトラブルもないまま、本日も元気に稼働しております！