ウェッブファントセブンスター
抜群の安定性を誇る、枚葉専用湿し水
今も語り継がれる万能濃縮タイプのH液 職人さん御用達

NET:1L or 5L

特長

  • 現在使用中の湿し水をウェッブファントに取り替えるだけで、枚葉機械の大小を問わず、オフセット印刷の水と版の濡れに関連するあらゆるトラブルを解消します。
  • 水幅が広いので、常に安定した印刷が実現します。
  • ウェッブファントは印刷物の品質向上、作業工程の簡素化、さらに資材の節約をお約束します。

使用法

  • ウェッブファントの性能を最高に発揮させるためのポイントは、各々の機械条件に合わせて添加量を調整することです。
  • 従来の湿し水をウェッブファントに置き替える場合、水10L に原液20~50ml 添加からスタートして下さい。同時に水上げを絞って下さい。ランニング中の版を横から見ても水が上がっているかどうかはっきりしない程度にまで辛くして刷って下さい。インキの転移性が向上しますので、インキ出し量を減らして所定の色濃度に合わせて下さい。
  • アルコールダンプニングシステムの場合、アルコールと水の混合液10L に原液30ml 添加からスタートして下さい。アルコールは従来使用量の50%を水と混ぜておきます。アルコールを従来使用量の50%以下に削減する場合、湿し水ローラーの版へのセッティングを若干軽くして下さい。モルトン方式や連続給水方式の場合にも同様にセットして下さい。ウェッブファントの強力な版への“ ぬれ” 効果が向上します。
  • モルトンや金ローラーが汚れてきた場合は、版胴と着けローラーのセッティングを軽めに調節して下さい。
  • 長時間の機械停止にもガム引きは不要ですが、刷り出しに際しては、モルトンをウェッブファントの希釈液で濡らしてからランニングに入って下さい。特に乾燥の速いスリーブは十分に濡らして下さい。
  • インキの色がにじみ出るトーニングは、水の上げすぎ、原液の入れすぎ、またはその両方が原因です。
  • 超濃縮タイプです。また、バッファソリューションによりpH 変動が少ないため、希釈率決定後は定量添加にてお使い下さい。
 

活用ポイント

  • 湿し水使用の目的は版面の非画線部に水膜をつくり、インキを受けつけなくすることですが、ウェッブファントはそれにプラスして非画線部を保護し長時間の機械停止時にもガム引きの必要はありません。
  • 少量のIPA との併用で、抜群の安定性を発揮します。

効果

  • 網点と白抜きは従来よりも一層シャープに、ベタはより高濃度に刷り上がります。インキは薄盛りでもベタのつぶれが良く、網点のインキののりも良好です。金、銀、パールインキを使用しても好結果が得られます。
  • 水と版の濡れのみを追求した従来品とは異なり、水を最小限に絞っても確実なエッチング効果で汚れを防止します。シャドー部がからんだり、つぶれたりしません。
  • 水を最小限に絞れますので、インキの乾燥を促進します。
  • 紙離れが良く、カールすることがなくなります。
  • 不純物の発生がありません。
省力化
  • 機械停止時、昼休みなどでもガム引き不用です。ウェッブファントが版面を強力に保護しますので、酸化汚れの心配は無用です。
経済性
  • 500 倍前後の希釈で使用する超濃縮型です。添加量は従来の湿し水原液の1/4 以下になるため、とても経済的です。
その他
  • pH は4.0~4.5 で安定します。有機酸によるpH 値ですから版にも悪影響を与えず、汚れの原因となるようなインキの乳化も起こりません。
ウェッブファントの希釈の目安 ( 水10L 当たり、以下の量を添加してください。)
  • ダールグレンシステム        :25ml 以下添加。
  • UVインキ使用の場合        :20 ~ 5 0ml 添加。
  • ロタプリントやシンフローの場合 : 20 ~ 30ml 添加し、アルコールは使わないでください。
  • 循環装置での自動供給の場合     :ウェッブファント対水 1 : 3 の割合であらかじめ希釈して使用してください。
  • 新聞輪転、ダイリソの場合      :10 ~ 3 0ml でスタートしてください。
  • PRTR法:非該当 有機則:非該当 消防法:非該当
  • ウエッブファントセブンスター(1L):CODE-0201BJF:販売単位-1本~ / 1箱(12本)
  • ウエッブファントセブンスター(5L):CODE-0202BJF:販売単位-1本~ / 1箱(4本)