トルーテストゴム硬度計
ゴムローラーの硬度管理に
湿し水から乾燥を促します。 機上でのインキ乾燥を避けたい時などに
本体:高さ30mm、幅33mm、メモリ部分直径29mm、重さ300g
コンセプト
  • ローラーの定期的な硬度管理は安定した印刷を行えます。

特長

  • 印刷機のゴムローラーの硬度を測定する、米国製の小型ゴム硬度計です。
  • 最新のCGで設計した計測器で、正確で安定した計測を可能にします。分かり易いダイヤル表示とスムースなピンの動きで、ローラー硬度を簡単に読み取ることができます。
  • 精密機械部分を完全に包み込んだゲージのボディは、最高品質の素材で製造されたデルリン(下記※参照)製、ピンはステンレススチールです。
  • ダイヤルは、目盛り盤が動いてゼロ位置をプリセットすることが可能で、何度でも繰り返し計測するのに適しています。
  • 手作りの木箱入です。

使用法

  1. 計測前に、測定する素材がきれいで乾いており、表面がスムースであるかを確認して下さい。
  2. 親指と人差し指で硬度計を持って、底面を測定する素材にしっかり押し付けます。底面が測定面に傾かずにぴったりくっついているかを確認して下さい。
  3. 正確に測定するには、硬度計をローラー面に対して垂直に置くことがポイントです。ローラーのボディ上で硬度計を固定したまま針を見て下さい。
  4. 硬度計を素材に置いたら1秒以内に計測して下さい。復元性のある素材によっては針の値が戻ってきますので、1秒以内の計測を心掛けて下さい。

活用ポイント

  •  ゴムローラーの硬度の変化は印刷に様々な影響を与えます。ニップだけでなく硬度も計測することをお勧めします。
  • アルコールレス印刷を実現するためには、水元・水着けローラーゴム硬度は24〜29度(ショアーA)であることが重要です。
  • 1本のローラーに対し、左右中央の3点で測定することが望ましいです。

※デルリンとは、米国デュポン社の製品名でポリアセタール樹脂(POM)のことです。デルリンは世界で最初に開発されたアセタール樹脂で、金属に似た特性を持ち柔軟性に富み、自動車、家電製品、建設、ハードウェア、電子、日常用品などの広い用途で使用されています。デルリンは数千にも及ぶエンジニアリング部品で信頼性と性能で高い評価を受けています。

※この硬度計は柔らかいゴム素材を測定する機器で、ASTM(米国材料試験協会)D2240及び、DIN(ドイツ工業規格)53505の仕様に準拠して製造されています。

仕様
  • トルーテストゴム硬度計:CODE-8459ALI:販売単位-1台