B.S.Dシリンダーパッキングゲージ 胴仕立てを安定管理
胴仕立て測定のスタンダードタイプです。 軽くて小さいので使い勝手◎
SIZE:長さ280mm、幅115mm、高さ80mm、重さ1.17kg
コンセプト
- ベアラーとの高さの比較で確認したい時に。
特徴
- パッキングゲージ本体を手で持ちながら、左右に移動させ測定します。
- メモリ盤の向きを自由に変えられ便利です。
- ゲージ最小メモリ0.01mm
使用法
- 測定前に、版胴、ブランケット胴のベアラーに付着しているインキ、アラビアガムなどの汚れを取り除いて下さい。版面やブランケットの表面も同様にきれいにして下さい。
- ダイヤルゲージを本体に取り付け、平らな場所に置いて測定子がその面に触れて少し回るくらいの高さに固定します。
- シリンダーパッキングゲージの4 本の足の部分が版またはブランケット面に、測定子がベアラーの上になるようにします。
- パッキングゲージが胴軸に対して平行になるようにして下さい。足ががたついているときは、平行がとれていません。足の下に5/100~10/100mm 厚の紙を敷くと、足の滑りが良くなり平行がとりやすくなります。平行がとれたら、ダイヤルゲージの外枠を回して針を0点に合わせて下さい。
- ダイヤルゲージが0 点に合っていることを確認して、パッキングゲージをそのまま横に平行にスライドさせて、測定子が版またはブランケットの上に乗るように移動させます。そのときの目盛り差を読み取ります。その差がベアラーに対する仕立て量(オーバーベアラー量)になります。長針の1 目盛りは 1/100mm、短針の1 目盛りは1mm を表しています。
- 以上の方法で版胴またはブランケット胴の右側、左側各2~3 箇所、位置を変えて測定してその平均値を求めます。新しくブランケットを仕立てた場合は、最初の印刷(10,000~30,000 枚)で厚みが減少(ヘタリ)しますので適時に測定をして、胴張用紙で減少分の補正をする必要があります。
メモリ盤は2種類付属されています、条件に合わせて使い分けが可能です。
活用ポイント
- パッキングゲージがしっかりと胴軸に対して平行に当たっているかが最大のポイントです。
- 手に馴染みやすい形をしているので、非常に持ちやすく、正確な計測を実現します。
- より簡単に測定作業をしたい場合はデジブランをお勧め致します。
- 手首を軽く動かし、がたつきが無いことを確認してから計測してください。
- B.S.Dシリンダーパッキングゲージ:CODE-8455BJU:販売単位-1台