コンセプト

• 連続給水式には：アルコールが不要になりますので、気になる臭いも無くなります。更にコストを下げ、法規制の心配を無くします。雨降り現象（リブマーク）、ゴーストを防ぎ、インキ濃度のアップを実現します。
• モルトン式には：モルトンの欠点であった毛羽やホコリ、折り目、モルトン目、インキ汚れや応答の遅さ、機上洗浄ができない等の問題を全て解決します。

特長

• 織り目が大変細かく、薄くて強い筒状の織物でできています。そのため、雨降り現象が起こりません。扱いやすい上に長持ちしますので経済的です。
• 水をかけると収縮してゴムローラーにフィットします。目が細かく、布目が出ません。
• インキ汚れがなく、乳化も起きないので水がよく切れ、目開きやインキの付きが改善されます。
• 調整の応答が早くなるため、ヤレ紙が減少します。
• 連続給水式でもIPA を必要としません。

使用法：連続給水式の場合

1. 連続給水フォームローラー（水着ローラー）のゴムローラー直径に合うウォーター・スリーブを準備します。尚、ウォーター・スリーブの厚さは0.2mm ですので、ゴムローラーを巻き換えたり研磨する必要はありません。
2. 使用するゴムローラーの寸法や表面状態がいいことを確かめて下さい。まずポリ袋に入っているウォーター・スリーブを出し、一旦裏返して50cm 程内側に折り込み、ゴムローラーに滑らせながらはめ込みます。ローラーの両側に5cm 程余してから、ぬるま湯（50℃以下）をかけ、充分に収縮させて下さい。（約30 分間）
3. ローラーのセッティングは版面、クロームローラー共、軽めに合わせて下さい（ニップ幅で3～4mm）。強くセットしますとインキ汚れが出たり、ウォーター・スリーブが擦れたり破れたりして、性能・寿命等に悪影響を及ぼします。

1. ウォーター・スリーブの厚さは0.2mm ですので水着ローラーを巻き換える必要があります。寸法は機械の取扱い説明書に記載してあるモルトン径（もしくは「モルトン用ゴム径にプラス2.5mmした数値）に合わせて、それに合うウォーター・スリーブをご用意下さい。※3M 社のダンプニングスリーブを使用しているローラーであれば巻き換え不要です。
2. 装着方法は連続給水式と同様です。
3. ローラーのセッティングはモルトンよりもはるかに軽めに合わせて下さい。この場合も連結給水式と同じく強めにセットしますと性能・寿命に悪影響を及ぼします。
4. 洗浄方法は水呼び出しローラーを止めた状態で版面にインキローラー共付けて、水着けローラーに洗浄溶剤をかけて洗います。

• まずご使用の水着ローラー直径（モルトン仕上径、または3M スリーブ径）とゴム面長をお調べ下さい。下の対応表からサイズ番号を割り出して下さい。100mm 単位の長さでご用意しておりますので、ゴム面長に100mm 加えた長さでご注文下さい。
• 1 パック6 本入りです。（ローラー取付け用ナイロンバンド付き）

• ウォータースリーブ：CODE-　※　：販売単位-1パック(6枚)